取り立ての電話がストレスに!債務整理で取り立ては止まります!
こんにちは、「債務整理ドットコム」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
金融業者やクレジット会社からの取り立ての電話や督促の通知などは、返済が遅れだすと毎日のようにかかってきますし、返済できるんだったり今からでも返済するのに!と思いながらストレスを感じている方は本当に多いのではないでしょうか?
そんな債権者からの取り立ての電話がストレスだと感じている方は、債務整理の手続きを検討してみてはいかがでしょうか?債務整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼すると、債務整理の依頼後はまったく金融業者やクレジット会社からの取り立ての連絡がなくなります。
今回のコラムでは、債権者からの取り立ての連絡にストレスを感じている方に向けて、債務整理の手続きで債権者からの取り立てが止まる理由や取り立てが止まるタイミングなどについてもわかりやすく解説いたします。また、ずっと取り立ての電話を無視し続けるとどうなるのかも解説します。
借金でお悩みの方にとってはとっても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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金融業者からの取り立ての連絡が耐えられない!債務整理で止まります!
本当に毎日のように電話をかけてくる金融業者やクレジット会社ですが、それが仕事なので仕方ない部分でもあります。しかし、毎日かかってくる電話などは返済を遅れているご自身にとっては耐え難いストレスになります。
借金の返済が滞ってから金融業者やクレジット会社からの取り立てが始まった際に、お金が工面できないからといって取り立てを無視し続けていると、滞納した分の遅延損害金を請求されるのに加えて、場合によっては給料や財産が差し押さえられる可能性があります。
借金の返済が苦しい場合は、金融業者やクレジット会社からの取り立てを無視するのではなくて、司法書士や弁護士に相談して債務整理の手続きをおこなうのがベストな選択になります。
ここからは、まず取り立てについての正しい知識から身に付けていきましょう。
現在の貸金業者の一般的な取り立ての方法を解説します。
昔は怖い取り立てをしていたという話しがありましたが、現在の貸金業法では貸金業者が借金の取り立てをするにあたり、脅かすような取り立てをしてはいけないとされています。また、貸金業法では夜9時から翌朝の8時までの間は債務者へ電話をかけることや自宅に訪問すること、債務者の勤務先への電話や訪問は一切禁止されています。
家や職場に電話や訪問されることはあるの?
前述したように、貸金業法が改正されて取り立てに関する規制が強化されたため、貸金業者は夜9時から翌朝8時までの間は債務者に対して電話や訪問で取り立てすることはできません。しかし、遅い時間や早朝でなければ自宅への電話や訪問による取り立ては問題ありません。
電話での取り立ての後に、貸金業者が自宅に来る可能性もゼロではありませんが、大手の消費者金融では訪問での取り立てをほとんどおこなっていないため、貸金業者が自宅に来る可能性はかなり低いでしょう。また、職場やバイト先など自宅以外の場所での取り立てについては貸金業法で禁止されているため、貸金業者から職場に電話があったり職場に直接取り立てに来ることはありません。
携帯の電話番号を変更して自宅を引っ越しすれば取り立てがなくなると考える方もいますが、貸金業者はご自身の利害関係人となりますので、契約書や申込書があれば貸金業者でもご自身の住民票を取得できます。ですから、引っ越しをしても住民票を移してしまえば住所はバレてしましますので、債権者からの取り立てを止めることは出来ません。
借金の取り立てを無視するとどうなるかを解説します。
債権者からの取り立てを無視を続けていると様々な問題が生じます。返済ができないからといって取り立てを無視するのではなく、正しく対処することが大切になります。
遅延損害金が発生してさらに負担が重くなります。
返済を滞納すると、返済が遅れてしまった際に払わなくてはならない損害賠償金である遅延損害金が返済期限日から実際に返済がおこなわれる日まで発生します。遅延損害金の金利は通常の利息よりかなり高くなりますので、取り立てを無視するほどにご自身への負担が重くなります。
信用情報機関に事故情報が記載される(ブラックリストに載る)
2カ月から3カ月に渡って返済を滞納すると、信用情報機関に事故情報が登録されて、ブラックリストに載ってしまいます。ブラックリストに載ってしまうと、新たな借金をしたりクレジットカードやローンの新規の申し込みができなくなります。
家族や職場に借金滞納の事実がバレることも
貸金業者からの取り立ての電話を何度も無視すると自宅に督促状が届いたり、 勤務先に電話が来る可能性があります。初期の取り立てであれば、封書の差出人が別の名前になっていたり、会社名を名乗らずに担当者名で電話をかけてくるなど、家族や職場に知られないようにある程度の配慮がありますが、それでも取り立てを無視し続けていると、会社名を明示して電話をかけてきたり書類を送付したりするため、有名な消費者金融だと名前だけで借金の事実が家族や職場にバレてしまいます。
強制執行により給与や財産が差し押さえられます。
貸金業者からの取り立ての電話や催告書が来ても取り立てを無視を続けた場合には、貸金業者は支払督促の裁判手続きに移ります。支払督促の手続きでは、今度は裁判所から督促を受けることになります。裁判所からの督促にも応じずに返済をしないままでいると、強制執行が可能になるため、給料や財産が差し押さえられることになります。給料が差し押さえられると間違いなく職場に借金があることがバレますし、また給料が差し押さえられると強制的に借金を回収されることになります。
債務整理の手続きで取り立てをストップする!
前置きが長くなりましたが、月々の返済が厳しくなった場合や返済しても借金が減らない場合は、司法書士や弁護士に相談して、債務整理手続きを依頼し、借金問題を解決するのがベストな選択になります。
債務整理を依頼された司法書士や弁護士は、まず依頼人の代理人となって債務整理手続きをすることを明記した受任通知を貸金業者に対して送付します。
受任通知が貸金業者に届きますと、司法書士や弁護士が代理人になりますので、貸金業者は依頼人に対して直接連絡することができなくなります。この受任通知によって取り立てをストップできるだけでなく、借金の返済についても一時的にストップできます。この取り立てが止まるタイミングについては、司法書士や弁護士に債務整理を依頼して受任通知が貸金業者に届くタイミングなので、FAXであればその日のうちに貸金業者に届き、確認に時間がかかることを考えても一両日中には貸金業者からの取り立てが止まることになります。
冒頭でもお話しした精神的に大きな負担となっていた取り立てから解放されますし、返済についてもストップできますので、債務整理の手続きが終わるまでの間に、ご自身の生活を立て直すことも十分に可能になります。
債務整理の手続きでは、将来の返済で発生する利息をカットし、減額した借金を3年から5年での借金の完済を目指す任意整理の手続きがもっともポピュラーな借金解決の方法になります。
借金を滞納している方やすでに取り立てが始まってしまっている方は、お一人で悩まずにお気軽に当事務所にご相談ください。
どうでしょう、貸金業者の取り立てに関する正しい知識についての理解は深まりましたでしょうか?
当コラムを運営する「債務整理ドットコム」では、借金に関する無料相談だけでなく、今の借金の返済がどれぐらい減るのかの借金無料診断を受け付けています。ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用して借金問題を解決していただきたいと思います。
ここまでで、今回のコラム「取り立ての電話がストレスに!債務整理で取り立ては止まります!」の解説は以上になります。
それでは、久我山左近でした。