借金250万円の返済は月5万円が必要?減額シミュレーション!
こんにちは、「債務整理ドットコム」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
今回はご自身の借金が250万円あると仮定して、どれぐらいの月々の返済額だと、どれぐらいの期間で完済ができるのかという返済シミュレーションをしてみましょう。また、同じ金額で減額シミュレーションをした場合の返済額も紹介いたします。
今回のコラムでは、ご自身の借金の返済シミュレーションと、減額シミュレーションの両方について債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。
借金でお悩みの方にとってはとても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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借金250万円を返済シミュレーションを利用して完済しよう!司法書士が解説!
もちろん収入にもよりますが、ご自身に借金が250万円ぐらいあるケースだと、月々の返済が厳しくなっている可能性があります。また、このぐらいの借金になると、しっかりと返済のシミュレーションをして完済を目指す必要があります。
今回のコラムでは、ご自身の借金の返済シミュレーションと、減額シミュレーションの両方について債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。
月々の返済額別の返済シミュレーション
ここでは、ご自身の借金が250万円ある場合の返済額別での返済シミュレーションをいたします。
月々の支払い額を少なくすると、支払い期間が長くなるだけじゃなくて、その分利息も高額になります。今回のシミュレーションは、法律で定められた上限の年利である15%で計算しています。
返済額が10万円のケース
まずは毎月10万円から
借入額 | 250万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 10万円 |
完済までにかかった期間 | 約2年6カ月 |
完済にかかった総額 | 約302万円 |
これぐらいの金額だと、スムーズに完済ができますが、月々の返済額を10万円にするのは少し現実的ではありませんので、次は毎月5万円のシミュレーションをいたします。
返済額が5万円のケース
次は毎月5万円だと
借入額 | 250万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 5万円 |
完済までにかかった期間 | 約5年8カ月 |
完済にかかった総額 | 約393万円 |
これぐらいの金額だと、なんとか完済までの道筋が見える感じですが、完済までに約6年近くかかりますし、完済までに支払う利息の合計も約143万円になりますので、これぐらいまでが普通に返済する限界だと思います。
返済額が4万円のケース
次は毎月4万円だと
借入額 | 250万円(年利15%) |
毎月の支払額 | 4万円 |
完済までにかかった期間 | 約10年2カ月 |
完済にかかった総額 | 約489万円 |
毎月の返済を1万円減らして4万円にすると、完済までに約10年以上かかりますし、完済までに支払う利息の合計もなんと約239万円になりますので、もう現実的ではありません。
ご自身に250万円の借金がある場合には、5万円以上が現実的に借金を完済できる可能性がある金額になります。また、返済して空いた枠で借り入れをしてしまうと永久にご自身の借金問題は解決できませんのでご注意ください!
250万円の借金を返すには年収750万円以上が理想です
借金250万円を返済するためには、どのくらいの収入が必要でしょうか?結論からいうと750万円で、これには根拠があり、貸金業法では借入希望者の年収の3分の1以上の貸し付けは禁止されています。これを「総量規制」といい返済能力以上の貸し付けをしないように借金から国民を守るために法律が設けられています。
月々5万円以上の返済が難しい場合は債務整理を検討しよう。
返済シミュレーションを検討した結果は、どうでしたでしょうか?借金の完済ができそうな人はそのまま返済を続けていけばいいし、不可能であれば次の一手を考える必要があります。
支払い金額を限界まで減らして、ちびちび返済しても、絶対に借金の完済はできませんし、ずっと無駄な利息を支払い続けるだけだになります。こうなるとご自身の力だけでは借金の完済が難しいので、債務整理でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
債務整理とは、法律の力を借りてご自身の借金問題を解決する手続きになります。債務整理にも3種類の方法がありますが、ご自身に安定した収入があるのであれば、任意整理が1番お勧めの方法になります。任意整理は、個人再生や自己破産のように裁判所を通しませんし、1番費用も低額で、弁護士や司法書士に依頼すると、ご自身で何か作業をすることもありません。
今回の借金250万円を3年間で返済すると仮定しての月々の返済額は約8万7千円になり、完済までの利息の合計は約62万円になります。同じ条件で任意整理をすると月々の返済額は約4万2千円まで減額されて、完済までの利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、月々の支払い額の約4万2千円が可能であれば任意整理でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
また、任意整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼すると、依頼を受けた弁護士や司法書士は相手の貸金業者に対して「受任通知」を送付いたします。その受任通知を受け取った貸金業者は、本人に対して直接請求や督促といった取り立て行為がストップされます。また、今までの返済もストップできますので、この時点からご自身の借金のストレスから解放されることになります。
ご自身の借金を完済する道筋が見えずに、ずっと利息だけを支払い続けていても、辛い生活が続いていくだけなので、ぜひ当事務所のような借金問題を扱っている専門家にお気軽にお問い合わせください。
どうでしょう、借金が250万円ある場合に完済を目指すケースの返済シミュレーションについての理解が深まりましたでしょうか?
当コラムを運営する「債務整理ドットコム」では、借金に関する無料相談だけでなく、今の借金の返済がどれぐらい減るのかの借金減額無料診断を受け付けています。ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用して借金問題を解決していただきたいと思います。
ここまでで、今回のコラム「借金250万円の返済は月5万円が必要?減額シミュレーション!」のテーマの解説は以上になります。
それでは、久我山左近でした。