リボ払いが危ない理由とは?リボ払い地獄から抜け出す方法を紹介!
こんにちは、「債務整理ドットコム」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
初めてクレジットカードのリボ払いを利用すると、買い物をたくさんしても支払い額が増えませんので、その便利さに本当に驚きますが、ふと気が付くとクレジットカードの限度額までアッという間に利用してしまいます。そしてクレジットカードの限度額まで利用することで、初めて毎月の返済を続けていてもリボ払いの利用残高がまったく減らないことに気が付きます。
今回のコラムでは、クレジットカードのリボ払いが危ないと言われる理由について、またリボ払い地獄から抜け出す方法について債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。
借金でお悩みの方にとってはとても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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リボ払いは借金です!リボ払いを完済するための対処法を詳しく解説!
クレジットカードの利用残高が支払っても支払っても全然減らないと思っている方が多くいらっしゃいます。こんなクレジットカードのリボ払いの返済で困ってる方も多いと思います。
リボ払いにうっかり手を出してしまい利用残高が減らないとお困り方は、早いうちに専門家に相談することで悲惨な末路を回避してリボ払い地獄から抜け出すことができます。
今回のコラムでは、クレジットカードのリボ払いが危ないと言われる理由について、またリボ払い地獄から抜け出す方法について債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。
リボ払いの特徴や一般的な借金との違いを解説します。
世の中に商品を買うのにローンを組んだり、借金をしている人はいくらでもいるのに、リボ払いだけが危険だと言われるのはどうしてでしょうか?
ここでは、リボ払いの特徴をわかりやすく解説いたします。
リボ払いと一般的な分割払いの違いについては、それは「月々の支払い額を先に決めるか」と「支払い回数を先に決めるか」の違いになります。一般的な分割払いであれば36回で完済するとか、60回で返済するかは月々の返済額を考えながら決めていきます。しかし、リボ払いは先に月々の返済額を決めるだけになります。
ですから、リボ払いの場合は一般的な分割払いのときは知ることができた月々の支払額や支払い回数といった「重要な情報」をまったく知らないまま借金をすることになります。
リボ払いでお金を借りるときに必要な行為はクレジットカードをレジに提示するだけです。なので、リボ払いにはお金を借りているという自覚もありませんし何回支払えば完済できるかということも考えることがありません。リボ払いだけが危険だと言われる所以はこういったところにあります。
リボ払いは、先に返済額を決めますので、レジにクレジットカードを提示してどんどん買い物をしても基本的に残高が大きくなるまでは月々の返済額が変わりません!この点がショッピングを多く利用して残高が大きく増えるまで、ご自身が借金しているのかを気が付かせないリボ払いの仕組みになります。
もう一つあるリボ払いの特徴が自分で返済額を調整できる点です。これはスマホアプリを使えば簡単に返済額を変更することが可能です。今月は支払いが厳しいので返済額を少なくした場合にはほとんどが利息で利用残高がまったく減らないということも考えられます。
リボ払いが危険だと言われる理由について解説します。
リボ払いが危険だと言われる理由の1つ目はリボ払いはとにかく借金に対するハードルが低いところで、ある意味では借金をしているという自覚さえない場合が多いと思います。
リボ払いはクレジットカードをレジに提示するだけなので、本当に簡単に借金ができてしまいます。クレジットカード会社はたくさん利用してもらうことで利益を生み出しているので、借金のハードルを下げて顧客がお金を借りやすくする方法を研究しているのかもしれません。
リボ払いが危険だと言われる理由の2つ目が、多くのケースでリボ払いの金利が「利息制限法」で定められた上限に近い金利に設定されていることです。
リボ払いは借金をするハードルが低く、借金をしているという自覚がなく、高い利息を取られているという自覚もありません。リボ払いはクレジットカード会社にとってはかなり良くできた多くの顧客に借金をしてもらえるカラクリだと考えられます。
リボ払い地獄から抜け出す方法を解説します。
リボ払い地獄にハマっている人の明細を確認すると、支払った金額のほとんどが利息に充てられて、まったく元本が減らない状況の方が多くいらっしゃいます。
まず、一番最初に行うべきことは、ご自身の置かれた状況を確認することです。そして、これ以上リボ払いの利用残高を増やさないことです。
以下が確認すべきポイントです。
- 利用残高はいくらか
- 利息(手数料)はいくらか
- 月々の支払額はいくらになっているか
- 完済にどのくらい期間が必要なのか
- ご自身の収入からいくらまで返済できるか
これらの状況を把握して、これ以上リボ払いを利用することなくリボ払いの残高の返済を続けられる目処が立てば、現在のリボ地獄から脱出することが可能です。もし、それでも支払った枠を利用してまたショッピングをしてしまう方は違う方法を検討いたしましょう!
おまとめローンを利用してリボ払い地獄から脱出する!
複数のクレジットカードを利用している場合や消費者金融からの借り入れもある方は「おまとめローン」を利用してみてはどうでしょうか?
銀行のおまとめローンは銀行なので少し審査は厳しくなりますが今よりずっと金利が安いので、返済の負担もかなり軽くなるはずです。
債務整理でリボ払い地獄から脱出する!
おまとめローンの審査に通らなかったり、どうしてもリボ払いの支払いがキビしい、という方は債務整理を検討してみてはどうでしょうか?
債務整理の手続きには、任意整理、個人再生、自己破産の3種類がありますが、リボ払い地獄からの脱出であれば1番デメリットが少ない任意整理での解決がベストな選択になります。
任意整理は、弁護士や司法書士がご自身の代理人になり、相手のクレジットカード会社と直接交渉して今後の利息(手数料)をカットし、月々の返済額を減額することでご負担を軽くする手続きになります。任意整理は個人再生や自己破産と違って手続きの依頼をしてしまえばご自身でする作業が少ないことも大きなメリットになります。
任意整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼すると、依頼を受けた弁護士や司法書士は相手のクレジットカード会社に対して「受任通知」という書面を送付します。こお受任通知が届いたクレジットカード会社は本人に対して請求や督促といった一切の取り立て行為をすることが法律で禁止されています。また、新たに減額した返済がスタートするまでは今までの支払いもストップいたしますので、取り立てや支払いがストップしている期間でご自身の生活を立て直すこともできます。
任意整理のデメリットは一つだけで、手続きを取ると信用情報機関に事故情報が登録されますので、約5年程度の期間は新たにローンやクレジットカードの利用ができなくなります。しかし、実は借金の返済を2ヶ月以上滞納してしまうと任意整理をしたのと同じように信用情機関に事故情報が登録されます。また、信用情報機関には事故情報だけでなくご自身がいくら借金をしているかの情報も登録されていますので、未来のことを考えるのであれば現在ある借金をすべて任意整理で解決してしまう方がずっと健全な方法だとわたしは思います。
どうでしょう、リボ払いが危ない理由とリボ払い地獄からの脱出方法についての理解が深まりましたでしょうか?
当コラムを運営する「債務整理ドットコム」では、借金に関する無料相談だけでなく、今の借金の返済がどれぐらい減るのかの借金減額無料診断を受け付けています。ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用して借金問題を解決していただきたいと思います。
ここまでで、今回のコラム「リボ払いが危ない理由とは?リボ払い地獄から抜け出す方法を紹介!」のテーマの解説は以上になります。
それでは、久我山左近でした。