借金問題を解決に導く相談窓口!債務整理の種類と特徴の解説!
こんにちは、「債務整理ドットコム」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
借金の返済で悩んでいる方は、どこに相談すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?借金問題というと弁護士の先生に相談するのが1番いいという気はいたしますが、弁護士に相談というだけで少しハードルが高くなるような気持ちになるかもしれません!
今回のコラムでは、借金の返済で悩んでいる方に向けての相談窓口をいくつか紹介いたします。また債務整理の種類と特徴の解説もいたします。
借金でお悩みの方にとってはとても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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借金問題の解決方法を紹介!また借金問題の相談窓口を紹介します!
そもそも月々の返済額が多すぎて、借金がどうにもならない方はどこに相談するのがベストなのでしょうか?
借金の返済で悩んでいる方は、収入が大幅に増えるといった目に見える変化がないと、個人の力で抜け出すことは難しいかもしれません。そこで、借金問題に関しては多くの窓口が設置してあり気軽に利用することが可能です。
今回のコラムでは、各種相談窓口やおまとめローン、また借金を解決するための債務整理について解説いたします。
借金問題を解決に導く相談窓口を紹介します。
ご自身の借金問題の相談は、信頼できる機関に相談するようにしましょう!自分では思いつかないようなアドバイスがもらえるかもしれません。また、多くの機関は無料で電話相談が可能です。
法テラス(日本司法支援センター)
法テラスは、1番ポピュラーな相談窓口で国が運営している、法的トラブル解決の総合案内版です。
法テラスは、収入が一定のラインを下回っている人に対しては、債務整理の手続き費用の立て替えなども行っています。
借金で悩んだら、まず最初に法テラスに相談してみましょう。法テラスは、ご自身の悩みを聞いたあと、必要に応じて他の窓口も紹介してくれますので、そういう点でいえば、法テラスは総合案内所のような役割を果たしています。
電話番号 | 0570-078374 |
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相談 | 無料 |
営業時間 | 平日/9:00~21:00、休日/9:00~17:00 |
貸金業相談・紛争解決センター
次は、日本貸金業協会が運営する借金問題の相談窓口です。こちらは、法律相談というよりはカウンセリングやアドバイスが中心になります。ただし、法律相談がまったくできないわけではなく、債務整理の相談や必要な窓口も紹介してくれます。
また、もうお金をもう借りないようにしたいという人は、「貸付自粛制度」を利用できます。貸付自粛制度は、協会から貸金業者に対して、この人にお金を貸さないようにと依頼する制度です。
電話番号 | 0570-051051 |
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相談 | 無料 |
営業時間 | 平日/9:00~17:00 |
日本クレジットカウンセリング協会
次が、日本クレジットカウンセリング協会が運営する相談窓口で、主にクレジットカードやローンに悩んでいる人に対して、中立の立場からアドバイスをしてくれます。
家計の状況のアドバイスだけでなく、必要な人には債務整理の提案もしてくれます。
電話番号 | 0570-0316640 |
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相談 | 無料 |
営業時間 | 平日/10:00~12:40、14:00~16:40 |
全国銀行協会
銀行からの住宅ローンやカードローンの返済が厳しい状態なら、こちらの窓口に相談してみましょう。
この窓口では、カウンセリングだけではなく、紛争解決といった幅広いお悩みに対応しているのが特徴になります。
電話番号 | 0570-017-310 |
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相談 | 記載なし |
営業時間 | 平日/9:00~17:00 |
弁護士事務所・司法書士事務所
当たり前ですが、弁護士事務所や司法書士事務所に相談するのが1番のお勧めになります。
法律の専門家なので、債務整理をするべきか、またどんな手続きが最適なのかといった法律に関する具体的なアドバイスを受けることができますし、借金の返済が滞納しているのであれば、真っ先に相談していいもと思います。
今の返済をストップさせたり、業者からの取り立ての電話を止めることができるのは、弁護士と司法書士だけなので、結論からいうと1番最初に弁護士事務所や司法書士事務所に相談するのがベストな選択になります。
借金問題を解決出来る唯一の方法が債務整理です。
いくつかの相談窓口を紹介いたしましたが、借金問題に関する答えというのは、結局は借金を完済できるかどうかしかありません。相談した内容の詳細を検討して、客観的に見ても完済は不可能なのであれば、それは債務整理の手続きでご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
債務整理とは、法律の力を借りて借金問題を解決する手続きです。
任意整理 | 相手の貸金業者と交渉して返済額を減らします |
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個人再生 | 借金を約5分の1に大幅に減額します |
自己破産 | 借金のすべてをゼロにします |
任意整理とは
任意整理は、もっともハードルの低く人気がある債務整理の手続きで、借金の返済に困っていればまず任意整理での解決を検討いたしましょう。任意整理は弁護士や司法書士がご自身の代理人になり、相手の貸金業者と直接交渉して今後の利息をカットし、月々の返済額を減額して借金の完済を目指す手続きです。
ご自身に総額200万円の借金がある場合には、月々の返済額は約7万円になり、借金の完済までの利息の合計は約50万円になります。これを任意整理すると月々の返済額は約3万3千円になり、利息の合計はもちろんゼロ円になります。これだけでも任意整理の借金の減額効果が理解できると思います。
任意整理の手続きを依頼すると貸金業者からの督促をストップできますし、今の返済もストップできます。また、任意整理は会社や友人だけでなく同居している家族にも知られずにご自身の借金問題を解決できるのもメリットになります。
裁判所を通さない分、任意整理の手続き費用も安く済みますし、他の債務整理に比べて短い期間で手続きを済ませることができます。借金の総額が大きすぎない人は、任意整理の手続きがベストな選択になります。
個人再生とは
個人再生は、裁判所を通じて借金を約5分の1に減額することができる手続きです。また個人再生には住宅ローン特則という制度があり、住宅ローン以外の借金のみを約5分の1に減額することもできますので、マイホームを手放す必要がありません。
個人再生の手続きを依頼すると貸金業者からの督促をストップできますし、今の返済もストップできます。ご自身に総万額400万円の借金がある場合には、月々の返済額は約9万5万円になり、借金の完済までの利息の合計は約171万円になります。これを任意整理すると月々の返済額は約2万8千円になり、利息の合計はもちろんゼロ円になります。これだけ見ると個人再生の借金の減額効果の凄さが理解できると思います。
任意整理の手続きでは、月々の返済額が大きく借金の完済が難しい方は個人再生でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
自己破産とは
自己破産の手続きは、ご自身の所有している財産を処分する代わりに裁判所にすべての借金を帳消しにすることを認めてもらう手続きです。任意整理や個人再生では解決できない場合に自己破産を検討することになります。
自己破産の1番のデメリットはご自身の財産が処分されてしまうことになります。逆に言えばご自身にめぼしい財産がない場合には自己破産の大きなデメリットがありません。
自己破産の手続きを依頼すると貸金業者からの督促をストップできますし、今の返済もストップできます。世間では悪いイメージがある自己破産ですが、離婚や会社の倒産といったやむを得ない事情で借金の返済ができなくなった方は、もう1度人生をやり直すためにも自己破産でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
債務整理をしない人は「おまとめローン」で借金をまとめよう
債務整理以外にも「おまとめローン」という方法でご自身の借金問題を解決できる可能性があります。
おまとめローンでは、上手くいくと借金の利息を数%も減らすことができる可能性があります。しかし、おまとめローンには審査がありますので、まだ借金の滞納などがない初期の段階のみ利用できます。もし、おまとめローンの審査に落ちてしまった場合には債務整理の手続きを検討いたしましょう。
借金を返済するために絶対やってはいけないことを解説します。
最後に、ご自身の借金の完済が遠のくNG行為を紹介いたします。
借金の返済が難しくなってくると、借金の返済をするために別のところから借金をする状態に陥ります。こういう、自転車操業の状態を「多重債務」といい、借金の完済にはほど遠いうえに、少しずつ借金が増えていくことになります。
借金が少ないうちは、おまとめローンや任意整理で割と簡単にご自身の借金問題を解決できますが、多重債務になってしまうと自己破産で解決しなければなりませんので、借金問題の解決はできるだけ早い段階でおこなうようにしましょう。
もう1つのNG行為が、目先の生活を楽にするため、月々の返済額を限界まで下げることです。借金額にもよりますが限界まで返済額を下げてしまうと、そのほとんどが利息の返済に充てられてしまい、いつ借金が完済できるかわからなくなっていまします。ご自身の借金が完済されるまでどれぐらいの期間がかかるかはしっかりと把握するようにしましょう。
どうでしょう、各種相談窓口やおまとめローン、また借金を解決するための債務整理についての理解は深まりましたでしょうか?
当コラムを運営する「債務整理ドットコム」では、借金に関する無料相談だけでなく、今の借金の返済がどれぐらい減るのかの借金減額無料診断を受け付けています。ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用して借金問題を解決していただきたいと思います。
それでは、ここまでで今回のコラム「借金問題を解決に導く相談窓口!債務整理の種類と特徴の解説!」というテーマの解説は以上になります。
それでは、久我山左近でした。